【中山七里】予想外の展開に驚くこと間違いなし能面検事！
皆様こんにちは・こんばんは('ω')ノ
本日は事件ものの本を紹介したいと思います！
それがこちら・・・
能面検事 中山七里
この本はタイトルにもある通り、検事さんのお話です。
一昔前に「正義のセ」という吉高由里子さんが主人公のドラマがあったのですが、
そのドラマをご存知の方はいるでしょうか？
そのドラマは阿川佐和子さんの小説が原作なのですが、検事が主人公の作品です。
しかし今回私が紹介するこの本は、
検事の補佐をする検察補佐官が主人公となっています。
しかし内容は2つともほぼ同じようなものでした。
大阪地検検察事務官の採用試験に合格し、研修期間を終えて検察補佐官になった
主人公の惣領美晴が、タイトルの通り感情を全く表に出さない能面のような
一級検事の不破俊太郎に翻弄されながらも次々と起きる事件の証拠を突き止め、
一緒に犯人を暴いて事件を解決していく物語です。
そもそも検察官というのはどのような職業なのかというと、
検察官は刑事事件を裁判所に起訴するか、しないかを決める権限を持っています。
捜査の結果、被疑者が罪を犯したことが明らかだと考えられる場合は、起訴します。
裁判の場では犯罪が立証できる明白な証拠を提出し、
適切な刑罰を求める「求刑」を行います。とありました。
要するに、事件を起こして送検されてきた人を聴取したりして、
犯人だという証拠が無ければ現場で証拠を探したりします。
それで犯人だという証拠が見つかれば起訴、
見つからなければ不起訴という判断を下す権利を持っているということになります。
主人公が付くことになった検察官の不破俊太郎が感情を全く表に出さず、
表情も変わらないことから、裏で能面と呼ばれているのですが、
タイトルはここから来ていると思います。
最初は表情の読めない不破に主人公が翻弄されながら
事件を解決していくだけの物語で、このまま終わるのだろう。と思っていました。
しかし、最後の方に不破が無表情になった理由に迫るシーンがあります。
さらにその後、予想もしなかった大事件が発生。
私はこのシーンのあまりの衝撃の展開にとても驚きました。
そう来るか？！と。
私が今まで読んだ本は今後の展開や犯人が何となくわかってしまって、
面白さと衝撃に欠けていたのですが、
まさかこの本にその衝撃を与えられるとは思ってもいませんでした・・・
そして惣領は不破が無表情になった理由を突き止めることができたのか？
ぜひ楽しみに読んでみてください☟
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価格:1,728円 |
読書で刺激が欲しい方には是非お勧めです！
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(._.)
