本好き集まれblog

読んだ本の紹介や感想を書いていきます!

【今村昌弘】今大注目の小説、屍人荘の殺人!

皆様こんにちは・こんばんは('ω')ノ

 

今回はミステリー小説を紹介したいと思います!

 

今回紹介する本は数々の賞を受賞しています。

 

 

  •  <週刊文春>ミステリーベスト10 2017年国内部門

 

 

 

史上初、デビュー作にして3冠!

 

そんな今話題の本がこちら

 

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          屍人荘の殺人 今村昌弘

 

この本は神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介が、

 

曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、

 

剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。

 

合宿1日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、

 

想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。

 

緊張と混乱の一夜が明け。部員の1人が密室で惨殺死体となって発見される。

 

しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった・・・!!

 

究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、

 

生き残り謎を解き明かせるか?!

 

奇想と本格ミステリが見事に融合する

 

選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作です!

 

この本はミステリーとゾンビの融合小説でした。

 

ウォーキング・デッド」や「カメラを止めるな!」の影響もあり、

 

ゾンビものは今流行っていますよね。

 

 物語を簡単に説明すると、合宿中にゾンビに襲われ、

 

ペンションに逃げ込んだが、その中で人が殺されてしまう。

 

その犯人は人間なのかゾンビなのか、を解決していくミステリー小説です。

 

この本は序盤から結構衝撃的な内容となっていました。

 

最初からクライマックスを見ているようで、「この先どうなってしまうの?」と

 

続きが気になり、読んでいて全く飽きませんでした。

 

特に、人物のイメージや情景を鮮明に想像することができるなと感じました。

 

登場人物のイメージや状況を想像しやすいので、

 

まるで映像を見ているかのような感覚でした。

 

なのでグロイものが苦手な方は、もしかすると怖い部分があるかもしれません(笑)

 

私は「名探偵コナン」が好きなのですが、

 

そういった推理ものが好きな方には絶対に面白いと思うのでお勧めです!

 

残念ながら、事件の解決シーンは「えっ?そうだったの?!」

 

という衝撃は私はありませんでしたが、

 

途中途中でたくさん衝撃はあったので充分楽しめました!

 

1つ不思議なのが、最初のほうにゾンビ菌をまき散らそうとする謎のグループについて

 

書かれていたのですが、最後は殺人事件の犯人を暴いて終わってしまいました。

 

ゾンビを作った理由や、その後のグループのことについて全く書かれていないのです。

 

もしかすると、いや、私は続編があると確信しています(笑)

 

でないと、肝心な最大の謎が残ったままになってしまうので・・・

 

ゾンビ・ミステリー・ホラーが好きな方是非読んでみてください☟

 

屍人荘の殺人 [ 今村昌弘 ]

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感想(15件)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(._.)